ねこびんたのまいにち。

フリーライターのあれこれ。お仕事の話から時事ネタ、グルメなど。

WELQ問題以降の記者ライターバブル。

2カ月ぶりの更新になってしまいました。。ねこびんたです。

何をしてたかと申しますと、ライティングのお仕事を着々としておりました。

 

…というか、メインでやっている雑誌のお仕事に追われつつ、新規でお付き合いすることになったクライアントのフォローが予想以上に大変で。

 

WELQ」問題以降、わたしのような記者出身ライターのバブルのようなものが

来ているような感じがありまして。お仕事の声掛け数自体は、飛躍的に伸びてますし、肌感覚ですが単価も伸びているような気がします。

 

恐らく、記事のファクトチェックや校閲作業など、記者出身ならある程度は訓練されている(あるいはさせられている…)能力が、以前よりも求められる世の中になっているからかと。。今まで「つぶしがきかない」と散々揶揄されてきた記者経験にも、ようやく日の目が当たりそうです(涙)

 

が、その一方、今までライターに発注したことがないクライアントさんも結構多くて…。それだけならまだこちらからいろいろ提案すればいいだけなのですが、

こちらを単なる下請けだと思っているのかいないのか、中々お付き合いがしんどい「地雷クライアントさん」も中にはいらっしゃってですね。。

正直、ただ取材やらライティングよりも、そういう方々との付き合いが、体力的・精神的にしんどかったです。

超大手のクライアントの方からも「ん?」と思うような依頼があったりとか。(「PR表記つけないで、ウチに有利な記事をかいてほしいんです!」「リライトって、何回やってももらってもいい感じですか?」とか。。いやいやいや・・・!!!)

 

きちんとゼロからお付き合いし、フリーランスとの付き合い方、ライティングのディレクションの仕方、ステマとは何か、クリエイティブとは何か、社内調整の仕方……等々、教えてあげられたらいいのかもしれませんが、正直その余力はないなあ。。

それよりももっとワクワクするお仕事に力を注ぎたいと思ってしまう。。

 

会社つくって敏腕営業マンを入れたら、そのあたりの交渉とかもお願いできるんでしょうけど。ただただ編集・ライティングばかりやってきた私のようなへっぽこには、

クライアント教育(というとおこがましいけれど)的なものは荷が重い……!!!

 

 

一つ、この2カ月で学んだのは

「打ち合わせの段階で『あ、地雷案件な気がする』と思ったら、大体そのカンは当たる」

「あまり意味のない打ち合わせを繰り返してくるクライアント(伝統的日本企業、大手のホワイト企業に意外と多い)はちょっと注意する」

 

と言うことのような気がします。。この教訓を胸に、また地道に頑張ろう。

ブログも徐々に再開していけたら!